DIYの入り口、壁紙クロスの種類と選び方

お部屋DIYで、「初めて壁紙を変える!」という方も多くいらっしゃると思います。壁紙を変えるとお部屋の印象も大きく変わるので、とても楽しみですよね。楽しみな一方で、壁紙には種類やカラーがたくさんあり、「何から選べばいいのかわからない…」という方もたくさんいらっしゃるかと思います。今回は、初めて壁紙の貼り替えにチャレンジする方向けに、壁紙の種類や選び方をご紹介します。

◆初めての方におすすめ!「生のり付き壁紙」

生のり付き壁紙は、その名の通りあらかじめ壁紙にのり付けされた壁紙を指します。
壁紙にのり付けをする作業が省けるため、初めての張り替えで不安を感じている方には一番おすすめの壁紙です。
色によってお部屋のイメージをガラリとチェンジできるため、お部屋のイメージを一新したい方には色で選ぶのもおすすめです。
たとえば、やすらげるナチュラル系のお部屋を作りたい場合はグリーンやブラウン系、モダンなお部屋作りをしたい場合はホワイトやブラック、ガーリーなお部屋作りをしたい場合はピンクがおすすめです。

◆壁紙の上から貼れる「シール壁紙」

壁紙の裏が剥離紙になっており、シールをはがしてそのままお部屋の壁紙にペタッと貼る要領で壁紙をチェンジできる壁紙です。
貼り替え前に壁紙をはがし、貼り替える必要もないため、のりを使った貼り替えはハードルが高く感じられる…という方や、貼り替え時間を節約したい方にもおすすめです。

◆生のり付き壁紙」と「シール壁紙」の違いって?

どちらも「比較的すぐに貼れる」という共通点がありますが、生のり付き壁紙とシール壁紙の最大の違いは「貼り方の違い」です。
生のり付き壁紙は既存の壁紙をはがしたあとに壁紙を貼るのに対し、シール壁紙は既存の壁紙の上から直接貼れる壁紙が多いのが大きな特徴となっています。
また、既存の壁紙をはがす作業の有無のほか、生のり付き壁紙は「のり」で貼り付け、シール壁紙は「粘着シール」で貼り付けるという違いもあります。

◆目的や悩みによって、壁紙の「機能」で選ぶのも◎

壁紙選びには「機能で選ぶ」という方法もあります。
例えば、お風呂場やお部屋の湿気を減らしたい方には「調湿機能」付き壁紙、ペットや喫煙者の方がいらっしゃるご家庭やお手洗いの壁紙を替えたい方には「分解・吸着消臭機能」付き壁紙、ハウスダストなど室内のアレルギー物質を減らしたい方には「アレルゲン抑制機能」付き壁紙がおすすめです。
お悩みに応じた機能付き壁紙を選ぶと、より暮らしやすい環境作りが整うかもしれませんね!

◆壁紙の色選びは、床材のトーンと合わせて選ぶのもおすすめです

「色選びには少し自信がない…」という方は、床材の色とマッチした壁紙の色を選んでみてはいかがでしょうか。壁と同じようにお部屋でも広い面積をもつ床と色を合わせることで、お部屋の雰囲気が統一され、より自然な空間作りができます。
たとえば、ホワイトやブラックなどの無彩色やこげ茶の床材ならホワイトやグレー系の壁紙が、オレンジ・イエロー系の暖色系床材ならベージュ系やクリームカラーの壁紙がマッチしやすいです。

◆インテリアに合わせて「柄」入り壁紙も選べる!

色だけでなく、「柄」で壁紙を選ぶのもお部屋の印象を変えやすくおすすめです。
ナチュラル系インテリアにぴったりな「白レンガ柄」や「木目柄」、エレガントなシャビーシック系インテリアやアンティーク系インテリアにマッチする「花柄」が人気です。
他にも、和室にぴったりの「和調」、ミッドセンチュリー系にぴったりなレトロ柄など多数ありますよ。ご希望のインテリアテイストに合わせて選んでみてはいかがでしょうか。

おすすめの記事