家ができるまでその③ 配筋工事

配筋工事は、建物を建てる場所に配筋を均一に設置する作業です。敷き詰めた配筋の上にコンクリートを打つ事で、頑丈な基礎コンクリートが完成します。もう少し詳しく言うと、コンクリートは外部からの圧力に対しては非常に強いのですが、引っ張る力や曲げる力に対しては弱い素材です。その弱点を補うために、引っ張りや歪みに対して鉄筋を均一に組み合わせる事で、圧力・歪み・曲げなどにも負けない強度な家の土台(基礎コンクリート)が完成します。
なので、鉄配筋の間隔や本数、高さや歪みなど、全てにおいて設計図面通りに並べており、寸分の狂いがあると基礎として弱いものになってしまいます。
但しそんなずさんな工事許さない為、検査員が配筋検査日を設定し、図面通りを調査し、無事合格であればいよいよ基礎コンクリート工事です。


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